WHITEOUT SURVIVAL ・ 数値で証明する戦略分析

双星大冒険を「数字で」みる
— 必要ダイス数と課金効率をモンテカルロで確定

すごろく型イベント「双星大冒険」(× Kingshot コラボ)を、感覚ではなく実測とシミュレーションで解剖する。結論はシンプル——立ち回りの巧拙で差はつかない。決まるのは「どの報酬を、最小のダイスで、最安の課金で取り切るか」だけだ。

王国:3597世代:第5世代日数:277日手法:モンテカルロ 5万試行 + 実測3サンプル較正
感覚ではなく、数字で。 ・ WOS ANALYSIS

01なぜ「立ち回り」で差がつかないのか

双星大冒険のルールはこうだ。

事実1:出目の大小は、マス着地のコイン収入を増やさない
1投げ=1着地=1マス分の報酬。6を出そうが1を出そうが、止まって得られるのは1マス分だけ。出目が変えるのは「進む先」であって「もらう量」ではない。
事実2:通常ダイスでは、出目を選べない
通常ダイスは1〜6のランダムで期待値3.5に固定。しかも「1」を含むため、周回を重ねると各マスへの着地は理論上すべて均等に近づく(ランダムウォークの一様収束)。「良いマスだけ狙って止まる」ことも原理的に不可能。

この2つから、コイン収入はほぼ「投げた回数の関数」になる。出目の選び方でもマスの狙い方でも差はつかない。やることは「全ダイスを投げる」だけだ。プレイヤーが実際に選べるのは、水晶ダイス6個をどこに使うかどのパックで課金するか——この2点だけである。

02盤面の内訳(確定)

マスの種類内容
お宝マス(高額・MAX2000)1コイン平均500
お宝マス(低額・MAX800)3コイン平均200
アイテムマス(コインが出る唯一の1つ・Lv3)1コイン平均約29
メンバーマス2コイン100固定
アイテムマス(火晶・装備)約18コイン0
スタートマス1通過で火晶等、着地で報酬増
探検宝箱マス変動ランダム出現。下マス報酬+宝箱

盤面の大半(約18マス)は火晶と装備のマスで、コインは出ない。コインの主力は4つのお宝マス、特にMAX2000の高額お宝マス1つだ。探検宝箱はランダムな位置に出現し、止まると「下のマスの報酬+宝箱」を両取りできる(宝箱の中身はコイン2%で3,000/8%で2,000/10%で1,500、残り80%は汎用バッジ)。

高額お宝マスのコイン抽選

出るコイン確率
2,0002%
1,0008%
80010%
60020%
30060%

平均すると1回あたり500コイン。これが「平均500」の中身だ。

03盤面の生産力は「約70コイン/投げ」

シミュレーションには「1投げあたり平均何コインか」が要る。実測で3回測り、数値を収束させた。

投げ数純盤面コイン1投げ平均
26投げ2,58099
127投げ8,30065
159投げ11,25071

最初の26投げの「99」は、サンプルが少なく高額お宝の2,000を早めに引いた上振れだった。投げ数を増やすと約70コイン/投げに収束する。少数サンプルをそのまま使うと必要投げ数を半分に見誤るため、サンプルを積んで確定させた。なおこの「純盤面コイン」はサメ・進捗・メンバー受動収入・ミッション報酬をすべて差し引いた盤面着地だけの値だ。

04ダイスの「外側」の報酬は階段状

盤面着地とは別に、ダイスを投げると2つの副次報酬が貯まる。どちらもダイスを回さないと増えない。ここは氷結の秘宝(バライベ)と同じ構造で、投げ数に対して線形ではなく、しきい値を超えた瞬間にジャンプする階段状になる。

サメ報酬(累計ダメージ)

200/1000/2000/3000/4000/5000のしきい値ごとにコイン等を獲得(200/300/500/800/1200/1500コイン)。上限が低く、またメンバーと協力することで、普通に投げていれば大体取り切れる。

進捗報酬(累計出目ランク)— 上段は射程外

累計出目報酬必要投げ数
100点500コイン約29
350点2,000コイン約100
700点不思議なバッジ約200
1,600点10,000コイン約457
3,500点島装飾10個約1,000
注意 1,600点の10,000コインですら約457投げ、3,500点は約1,000投げ。金額に直すと数万〜十数万円で、通常プレイでは到達できない。現実的な計算では進捗報酬は100点と350点の計2,500コインまでしか当てにできない。

05水晶ダイス6個をどこに使うべきか

使い先6個の平均コイン備考
高額お宝マス(MAX2000)約3,00090%範囲2,100〜4,500・安定
探検宝箱約2,2260〜5,500・下振れ0のリスク/バッジ約840
メンバーマス600100×6で明確に下
大きい目で周回を稼ぐほぼ06個全部6でも約1.4周=誤差
結論 水晶6個は高額お宝マスに使う。「大きい目で周回を稼ぐ」は水晶6個では約1.4周ぶんで誤差、かつコインは増えない。射程内(6マス以内)に高額お宝マスが来たら使う——その程度で十分だ。お宝マスにレベルは無いので温存も不要。

06モンテカルロの結果

実測3点で較正したシミュレーション(固定シード・5万試行)。例としてミスリル30個=24,000コインを目標にした場合。

累計投げ数中央値90%区間到達率
159(実測)20,24916,638〜24,7318%
20024,80220,770〜29,79162%
22026,29922,065〜31,44580%
25028,56124,021〜34,01395%
約 200〜231 投げ
ミスリル30個フル取りに必要な累計投げ数(到達確率50%〜90%)

07ミスリル総取りに必要な最安課金

無料ダイス(7日合計)= 132個

課金パック(ダイスのみ・コインは付かない)

パック価格ダイス単価上限
パック1¥150275円7回
パック2¥5005100円7回
パック3¥8008100円7回
パック4¥1,60014114円7回
パック5¥3,20026123円7回
パック6¥8,00055145円7回
パック7¥15,800110144円3回
最安例 ミスリル30個を90%で取り切る(累計231投げ・ゼロから)=無料132+課金99個。
最安 ¥9,650:パック1×7(¥1,050)+ パック2×6(¥3,000)+ パック3×7(¥5,600)。
単価の安いパックから期間上限まで積むのが最安。無料分だけでは132投げまでなので、ミスリル30個フル取りは明確に課金前提だ。

08結論

▶ ダイス計算機で自分の目標を計算する
※数値は固定シード(seed=42)・5万試行のモンテカルロと、実測3サンプル(26/127/159投げ)による較正に基づく。盤面の平均コインは約70コイン/投げ(実測レンジ65〜71)。信頼区間付きで提示しており、サンプルを増やせば精度は上がる。
感覚ではなく、数字で。 ・ WOS ANALYSIS